exchange シャワーヘッド交換方法
「そもそも自分で取り外しなんて、できるの?」
「シャワーヘッドの交換って、難しいそう…」「手間がかかりそう…」
いえいえ、とっても簡単ですよ。
現在ご使用中のシャワーヘッドとの交換時には、こちらのページの内容をご参考ください。
※一部メーカーは付属のアダプターが必要となります
Step 01 ご使用中のシャワーヘッドを取り外す
シャワーヘッドを反時計周りに回して外してください。
長期間使用したシャワーヘッドは、水分中のカルシウムなどで固着し、素手で簡単に外れない場合があります。タオルで金具の水分を拭いたり、台所で使用するゴム手袋を着用すると外しやすくなります。それでも難しい場合は、ゴム手袋をシャワーに巻くとともに、工具(プライヤー)を用いて取り外します。
外れない場合は、ホースごと交換することもご検討ください。
LIXIL(INAX)のストップシャワーは蛇口側に止水機能を設定しているため、シャワーヘッドからホースをつたって細い管が組みこまれています。そのため、付属品のアダプターの取り付けだけでは交換ができません。専用水栓エルボを利用することで、交換が可能です。
Step 02 ご使用中のシャワーホースのメーカー名をチェック
ホースのメーカーによって取り付け方法が異なります。
もしホースのメーカーが不明な場合は、シャワーヘッドや混合栓のメーカーをご参考ください。
※混合栓、ホース、シャワーヘッドを替えられている場合は、メーカーが異なる場合があります。
①シャワーヘッドでメーカー名を確認する
ほとんどの場合、シャワーヘッドとホースの接続部分の内側にメーカー名が記載されています。メーカーによっては記載がないこともあります。
②混合栓でメーカー名を確認する
※シャワーホースを替えられている場合は、ホースと混合栓でメーカーが異なる場合があります。
Step 03 新しいシャワーヘッドの取り付け
TOTO、LIXIL(INAX)※、SAN-EI、KAKUDAI(G1/2ねじサイズ)のシャワーホースの場合
そのまま取り付けられます。
※出荷ロットによっては、LIXIL(INAX)用の細いOリングを付属品として同梱している場合があります。
その場合は、お手数ですが根元のOリングを交換後、新しいシャワーヘッドを取り付けてください。
Oリングの同梱がない場合は、LIXIL(INAX)ホースに対応したマルチOリング仕様のため、そのままお取り付けをお願いいたします。
※LIXIL(INAX)のストップシャワーは交換方法が異なります。 詳しくはこちら
MYM・KVK・ガスターのシャワーホースの場合
同梱された付属の該当アダプターをご使用の上、新しいシャワーヘッドを取り付けてください。
付属しているアダプターには、該当するメーカーのアルファベット頭文字を刻印しています。
KVK用→「K」 MYM用→「M」 ガスター用→「G」
各メーカーのねじ山形状の違いについて
写真はTKS製品に同梱している付属のアダプターです。明らかに、ガスターのねじ形状は細く、KVKとMYMは溝の幅が異なります。シャワーヘッドのねじ山が適合していなければ、水漏れの原因となります。必ず、適合したアダプターをお使いください。
※商品と一緒に同梱されていますのでご安心ください。
ミズタニバルブなど、その他メーカーの場合
別途、アダプターが必要です。ホームセンターでお買い求めください。
attention 取り付け時のご注意事項
KVKのシャワーをお使いの場合
製造時期によっては、TKSの標準ねじのままで取り付け可能なタイプもあります。その場合、取り付け時は使用できていても、数ヶ月ほど経過してからシャワーヘッドが突然抜けてしまうことがあります。そのため、KVKのシャワーとの交換時は下記の画像③のように、金具とシャワーのねじ山のぐらつきを必ず確認ください。
専用アダプター無しで取り付けると、突然シャワーヘッドが抜けてしまい、場合によっては事故になる場合もございます。
KVK製シャワーホースにはアダプター不要の製品(ねじ山がG1/2ねじサイズ)もありますが、まずは付属のアダプターを取り付けてからシャワーヘッドを交換されることをおすすめします。そもそもアダプターが入らない場合は必要ありません。
KVKのシャワー交換の6ステップ
-
①シャワーヘッド交換に向けた材料のご準備
KVKのシャワーヘッドの代表的なタイプ。
-
②既設シャワーホースの取り外し
ヘッドを外して、ボリーナを取り付けます。
-
③ご注意ください
そのまま取り付けると隙間が空いて、ぐらつきがあります。
-
④アダプターを先に取り付け
付属しているKVK用のアダプターを先に取り付けます。
-
⑤ボリーナを取り付け
ホースにアダプター付きのボリーナを取り付けます。
-
⑥取り付け完了
ぐらつきなく、「しっかり」と取り付けられました。
LIXIL(INAX)の
ストップシャワーヘッドを
お使いの場合
LIXIL(INAX)のストップシャワーは蛇口側に止水機能を設定しているため、上図のようにシャワーヘッドからホースをつたって細い管が組みこまれています。そのため、付属品のアダプターの取り付けだけでは交換ができません。専用水栓エルボを利用することで、交換が可能です。交換方法をご紹介します。
※一部の製品のご案内になりますので、すべての機種に該当しません。
交換できるかどうかは、お客様でもあらかじめお調べくださいますようお願いいたします。
シャワーエルボとは?
LIXILから補修パーツとして販売されている「交換用シャワーエルボ」です。ご使用の水栓品番を確認の上、メーカーまで直接ご相談ください。交換用シャワーエルボは千数百円程度で、水栓メーカーをはじめホームセンター、ECショップなどで購入いただけます。
LIXIL(INAX)のストップシャワーヘッド
交換の5ステップ
-
①シャワーヘッド交換に向けた材料のご準備
シャワーヘッド交換に向けてご用意いただくものは下記の3種類となります。
・TKSのシャワーヘッド
・LIXIL(INAX)のシャワーエルボ(ストップシャワー専用)
・新しいシャワーホース -
②既設のシャワーホースの取り外し
既設のシャワーホースを根元部分から取り外します。 写真のように、手でねじを回転させられるタイプが多いようですが、なかには工具が必要なタイプもあります。
写真では、ストップシャワーヘッドの特徴でもある止水を操作するための細い管がホースの内側に確認できます。
-
③既設のシャワーエルボの取り外し
シャワーホースが外れたら、根元にある既設のシャワーエルボを取り外してください。取り外しが困難な場合には、まれに工具を使用することもあるようですが、手で外れることがほとんどです。
-
④新しいシャワーエルボに交換
事前にご用意いただいた専用シャワーエルボを取り付けます。ポイントは、取り付けるねじの方向です。方向が間違っていると、ねじ山が入っていきません。
-
⑤新しいシャワーホースとシャワーヘッドの取り付け
事前にご用意いただいた新しいシャワーホースをシャワーエルボに取り付けます。逆方向には、シャワーヘッドを取り付けてください。これで取り付け完了です。
メーカーが不明な場合
アダプター無しで取り付け可能かどうかをご確認ください。うまく取り付けられない場合は、付属している三つのアダプターを一つずつお試しください。取り付けられるアダプターがあれば、少しずつ水を出して、接合部分からの漏れがないかをお調べください。
バランス釜をご利用の場合
バランス釜(浴槽の横に設置。湯沸かしの釜とシャワーが一体となったタイプ)では、ご利用いただくことができません。※火傷をする恐れがあります。
一時止水機能付きシャワーヘッドを
ご検討いただく場合
逆流防止(逆止弁)のない水栓には使用できません。0.3MPa以上の水圧の場合、シャワーホースの破損やシャワーヘッド本体が破損する恐れがありますので減圧弁のご使用をおすすめいたします。
水栓とシャワーホースの接続部が樹脂製の場合は、金属製への交換をおすすめいたします。